研究・開発

鋼板開発技術部

溶融めっきシミュレーション装置

使用目的
めっき鋼板の試験サンプルを作製するための実験装置です。
概要
めっき成分やめっき付着量など、各種条件を変えることができ、作製したサンプルの性能試験を行い、めっき鋼板の商品開発を行っています。

ラボ塗装ロールコーター

使用目的
実際の製造ラインと同じロール塗装方式で塗装を行うための実験装置です。
概要
塗装鋼板の商品開発において、性能試験用のサンプル作製を行うだけでなく、塗装外観や作業性の評価も同時に行うことができます。

電子線マイクロアナライザー(EPMA)

使用目的
分析機器のひとつです。分析対象の含有成分元素を特定するために使用します。
概要
どういった元素が含まれているか(定性分析)、どのくらい含まれているか(定量分析)、どのように分布しているか(面分析)、を分析することができます。材料解析や腐食調査など、商品設計・開発に活用しています。

メタルソルトウェザー試験機

使用目的
外部環境下における製品の耐久性を評価するために使用します。
概要
塩水噴霧、紫外線照射、湿潤を順に繰り返し行い、促進耐食性と促進耐候性を同時に評価します。塩水噴霧、紫外線照射、湿潤の各工程は任意に設定できるため、様々な環境条件に対応した促進評価を実施することができます。

屋外曝露試験場

使用目的
製品(塗装鋼板)が曝される実際の環境はさまざまです。日本のように多様な気候条件や立地条件に対応した製品を開発する上では、屋外曝露試験は非常に重要です。
概要
NISCでは、全国9か所に曝露場を設置し、様々な環境での屋外曝露試験を実施しています。
(江別、長岡、直江津、能登、船橋、尼崎、堺、名護、宮古島)

建材開発技術部

耐火試験機

使用目的
建築基準法に基づく防火、耐火構造認定試験に対応するため、製品の防火・耐火性能を検証・評価します。
概要
公的試験機関の設備と同型の大型壁炉ISO834に規定される加熱条件(温度-時間)を完全再現できる自動温度制御装置と自動炉内圧力制御装置を備えています。
例えば、大臣認定制度に対応する耐火試験には次のような試験が必要です。
  • 防火構造(30分)の性能検証
  • 準耐火構造(45分)の性能検証
  • 耐火構造(1時間)の性能検証

万能試験機

使用目的
建築基準法に基づく風荷重設計に対応するために、製品の強度等を検証・評価します。
概要
金属材料の引っ張り・圧縮・曲げのほか、付属装置やジグによって多様な強度評価試験ができるようにした試験装置です。例えば、載荷試験(JIS A 6514)、製品本体の強度検証、ビスの強度検証等の試験に使用します。

動風圧試験装置

使用目的
屋根材・壁材の耐風圧強度や防水性を評価する試験設備です。
概要
暴風雨を想定した設備で、検体へ圧力等を任意かつ均等に負荷でき、より実態に近い条件で性能を検証・評価します。例えば、鋼板製屋根構法標準(SSR2007)、JIS A 4706(サッシ)等の規格適合性試験評価に使用します。

降雨試験装置

使用目的
屋根材の雨音性を評価する試験設備です。
概要
強雨から豪雨に至る降雨条件を任意に再現できる機能を有します。実際の降雨と同じ環境下で、屋外や屋内の等価騒音レベルを検証・評価します。

有限要素法(FEM)解析

屋根材の強度計算
概要
建材の開発において、強度上適正な形状を検討するために有限要素法(FEM)による数値実験を実施し、設計に織り込んでいます。
モデル:ニスクルーフ®L145
解析概要:負圧7.0kPaの負荷状態での応力分布解析結果

3Dプリンター

概要
3Dプリンターは図面の数値データを基に立体的な模型を造ることができるツールです。
建材製品は、いろいろな部品間の取り合わせ等も重要な開発項目となるため、3Dプリンターは、検討過程における多様なモデル検証に威力を発揮します。
写真は、CADデータから3Dプリンターで出力した事例です。