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成形品のご使用上の注意

お願い

当ウェブサイトに記載された製品の各種のデータは、製品の代表特性や性能を説明するものであり、保証値ではありません。
また、保証年数につきましては、当社の定める保証条件があり、当ウェブサイトに記載されている情報を誤って使用したり、不適切な使用によって発生した損害については、責任をおいかねますので、ご了承くださるようお願いいたします。
これらの情報は、今後予告なしに変更する場合がありますので、最新の情報につきましては、各担当部署、もしくは支店・営業所までお問い合わせ下さい。
当ウェブサイトに記載された内容の無断転載や複製はご遠慮ください。

使用上のご注意

1.運搬
製品の運搬や、倉庫・施工現場での搬出入の際には、ナイロンスリングを直接製品に掛けないでください。

2.保管
製品の保管には、屋内で梱包したままの状態で保管してください。直ちに作業しない場合で建築現場に野積みの場合は、地面に直接置かずにシートを敷き、台木に乗せ、防水シートを掛け長時間(7日以上)にならないようご注意ください。
雨水にぬれた場合は、速やかに開梱して乾燥してください。鋼板の場合は、速やかに成形加工してください。

3.取扱方法
製品を地面や製品の上を引きずったりしますと膜面に目にみえない擦りキズが発生します。美観を損なうだけでなく、耐久性にも影響しますので十分取り扱いにはご注意ください。

4.塗膜面の補修
塗膜面に擦りキズなどがついた場合、専用の補修塗料により補修してください。
但し、補修塗料で補修した場合、元の塗膜面と全く同一になりませんので最小範囲でご使用ください。広範囲にわたる補修は専門業者にご相談ください。
なお、塩害など腐食の厳しい恐れのある地域では、露出切断端面の補修をお勧めいたします。

5.成形加工
ベンダー加工、ロールフォーミングやプレス成形加工などの加工を行う場合、加工部のめっき層や塗膜面にクラックや剥離の発生しないよう鋼板の品質に応じた加工Rにて加工作業をしてください。
また、寒冷時では、加温加工作業を推奨いたします。
ロールフォーミング成形加工の場合、ロールの状況により塗膜に疵を付ける場合がありますので、ロールの汚れ、異物の付着は除去してください。
成形作業や成形機取り扱いには、当社発行の「成形機取扱説明書」をご参照ください。

6.断熱材の裏貼付
ポリエチレンフォームなどの断熱材を貼り付ける場合、その接着材の溶剤が塗膜に影響することもありますので、十分に乾燥させてください。

7.取り付け金具
取り付け金具にはステンレス製(SUS304など)のビス、リベット、釘などをご使用ください。
また、塩害地区などの厳しい地区では、更にビス頭にプラスチック製キャップや防水パッキングを併用したり、防水塗料などを塗布してください。

8.施工上の注意
施工は屋根上の高所作業となり、特に踏み抜きや滑落しないように注意してください。
労働安全関連法規を厳守すると共に、安全作業の徹底に努めてください。

(1)安全装備
正しい服装と保護具(ヘルメット・命綱など)の着装。

(2)安全規則
毎日のミーテイングで作業規律の徹底と、健康状態の維持管理及び安全についての注意事項の確認。

(3)施工計画
施工主のGC監督者と事前の連絡により施工し、特に建物内部で作業や操業している場合には、作業状況について緊密な連絡を取り、施工作業を行ってください。

(4)高所作業の安全対策
・敷板(足場板)及び滑落防止用ストッパーなどの設置による屋上での作業や材料置き場の安全確保。
・安全ネットの設置。

(5)安全操作と落下防止
電動工具や一般工具の取り扱い安全操作と漏電、感電防止。
それらの工具の落下防止。

(6)災害防止対策
整理・整頓の徹底、玉掛け作業の安全確保、標識の重視などにより、公衆災害の防止を心がける。

(7)気象条件の対策
降雨、降雪、強風などの気象の変化による事前の処置を心がける。

9.シーリング材
シーリング材には、塗装鋼板の耐久性に対応する品質のシーリング材を選択してください。
通常の場合、シリコン系または変性シリコン系の製品をお勧め致します。
なお、ご使用に際しては、プライマー(下塗り材)の必要な物もありますので、塗装鋼板の樹脂名を提示の上、シーリング材メーカーにお問い合わせください。

10.切粉・鉄釘などの除去
屋根表に鉄材の切粉・切り屑や鉄釘などを放置しますと塗装鋼板の塗膜上で赤錆が発生し、もらい錆びの原因になり、腐食を早めますので、発見後、直ちに水洗いしてください。

11.下地材
当社の塗装鋼板の裏面は防錆処理を配慮しておりますが、断熱、結露や防水に対応する下地材を選択ください。

12.絶縁用下葺材
防腐剤処理した木材又は合板には、めっき鋼板及び塗装鋼板の耐食性に影響する場合がありますので、直接木材又は合板に接触する部分(軒先、けらば、棟包み、雨押え、降り棟、谷部等)には絶縁用下葺(ルーフィング材又はブチルテープなど)で防錆してください。

13.化学・電食作用
コンクリートからのアルカリ溶液や常時湿った木材、銅や鉛などの異種金属が接触しないよう施工してください。

14.雨がかりのしない部位の洗浄
雨のかからない庇や軒先の裏面などの部位は、長時間に海塩粒子や腐食生成物が付着し、その複合物質により早期に腐食する恐れがありますので、定期的に水洗いを行ってください。